ハワイのスーパーで物価をチェック! 自炊が苦手なスタッフのおススめ食材は?
- Posted By Etsuko
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「現地での食費は、1週間でどのくらいかかりますか?」
これは、当社の留学カウンセリングで、最も多くいただく質問の一つです。
実際、ハワイのスーパーマーケットでは、どのようなものがどのくらいの価格で販売されているのでしょうか?
目次
ローカルからも大人気! ドン・キホーテのチラシをチェック
地元の人も利用するリーズナブルなスーパーマーケットと言えば、やはりドン・キホーテ。
日本で「ドンキ」と言えば、お菓子から衣類、スーツケースなどありとあらゆるものがリーズナブルな価格で売られている、まさに「驚安の殿堂」と言うイメージですが、ハワイのドン・キホーテは、日用品のほか、生鮮食品やお弁当なども売っている大型スーパーマーケットです。
下記は、ワイキキから最も近い カヘカ店 の Webチラシ です。
週代わりのお買い得品を紹介する WEEKLY SPECIALS は、こんな感じでした。
Don Quijote Hawaii / カヘカ店
「肉」 はハワイの方が少し安い?
では、チラシの中をもう少し詳しく見てみましょう。
チラシには調理済みの写真が掲載されていますが、いずれも売られているのは調理前の肉です。
赤字で書かれているのは、1lb=1パウンド(454g ) 当たりの価格。
ちなみに、1パウンド は 16オンス(16 oz)と表記されることもあり、1パウンド の半分は ハーフパウンド、または 8オンス(8 ounces / 8 oz)と表す事も出来ます。
「ローストチキンをハーフパウンド下さい」ならば、 I would like a half pound of roasted chicken, please. または、8 ounces of roasted chicken, please. のように言えば、通じます。
- 左:
牛肉切り落とし(薄切り)メガパック $6.99 / 1lb(454g) 。
これを $1=153円 で計算すると、235円 / 100g です。 - 中央:
豚肉(骨付き) ファミリーパック $2.99 / 1lb(454g) 。
これを同じく $1=153円 で計算ですると、101円 / 100g です。 - 右:
鶏もも肉、または胸肉(皮なし)$4.29 / 1lb(454g)。
これを $1=153円 で計算すると、145円 / 100g です。
当社オフィス(東京都世田谷区)近隣のお肉の値段を見てみたのですが、いずれも少しずつハワイの方が安いようでした。
ハワイにある別のスーパーのチラシでは、牛肉薄切りが 1パウンド $16.99 、豚肉薄切りが 1 パウンド $10.99 だったので、「ハワイはお肉が安い」というより「ハワイのドンキはお肉が安い」という感じなのかもしれません。
調味料、袋麺は? 店によって価格はさまざま
ドンキには、レンチンご飯やマヨネーズ、袋入りの中華麺も売っています。$1=153円 で計算すると、どれも日本より少し高めですが、手が出ない!というほどではありません。マヨネーズは、ハワイの他のスーパーでは 1本 $5.59 というところもありました。
レンチンご飯は、ドンキブランドなので、ハワイで買うものとしてはかなり安いかも……
日本のお米は 約5kg で $19.99 、右の黄色いパッケージはカリフォルニア米ですが、こちらは 6.8kg で $10.99。
カレーの時などはカリフォルニア米もいいのですが、毎日の食事の事を考えると、個人的には日本のお米を買いたいところです。
野菜やくだものは若干高め 「量り売り」の価格表示に注意
フルーツや野菜は、日本では通常個数売りですが、ハワイでは量り売りの場合もあります。量り売りの野菜は、レジで自動で重さを測ってその分の代金が請求されます。
上記のチラシはとうもろこし以外、
- 価格の下に lb と書いてあるので、価格は 1パウンド あたりのもの、つまり量り売りです。
- 値札に EA と表記されているものは個数売りで、$1.50 EA ならば「1個 $1.50」と言う意味。
- 2 for $10 は、「2個で $10」です。
キャベツも 1個 $1.29 なら 198円 なので日本並みなのですが、正しくは 521円(1.2kg のキャベツの場合)。日本よりもかなり高いですね。
2024年11月に現地でチェック 日系スーパーのお弁当価格は?
以上4つは、ワイキキのインターナショナルマーケットプレイス内にあるミツワマーケットプレイスのものです。
下は、オーガニック食品を多く扱う高級スーパー、Whole Foods のお弁当。ご飯もちょっと見づらいのですが、こちらは $17.99。日本円にすると 3,000円 近い価格です。かなりずっしりと重く、お肉も美味しそう……。デパ地下の焼肉弁当、と言う感じでしょうか?
Whole Foods には量り売りでもたくさんのお惣菜が売られていて、お昼時にはたくさんの人が集まっていました。
<スタッフ体験談>料理が苦手な私はこうして節約した!
食費の節約には自炊が一番! とは言え、特に難しい料理を作る必要はありません。私は料理が苦手(かつ、かなりの偏食)ですが、毎月食費は約10年前当時の為替で6万円前後に押えていました。
料理が苦手な方に、現地調達が容易で、かつ簡単で失敗しにくいものとして、マルちゃん焼きそばをお勧めします。野菜と肉を切って一緒に炒めるだけと、調理はいたってシンプルな上、味付けは失敗なしの粉末ソース。価格も3玉で当時 $4-5 とコスパも良かったです(※2024年現在も、価格はほぼ同じです)。少し飽きたら、お好み焼き粉を買い足して広島風お好み焼きにしたりと頼もしい食材でした。
朝食はサンドウィッチ用のパンを、よく買いました。$3-5 くらいで20枚ほど入っています。一度買ったらしばらくサンドウィッチ三昧ですが、いろいろな種類のハムやチーズと組み合わせるのも楽しかったのでお勧めです。ハムはロースやターキーハムがセットになった variety set をよく買っていました。ターキーハムは、白身のさっぱりしたハムで、ヘルシー志向の人からも人気です。日本ではあまり見かけないので、ぜひ試してみてください。
もう一つの節約術は、自炊とはあまり関係ないかもしれませんが、シェアハウスで生活することです。アメリカはどれもサイズが大きいので、「この冷凍ピザ、食べたいけどこんなには無理…」 なんて時も、ルームメイトと分ければ節約になりました。時には作り過ぎたから食べてねとお裾分けをもらったり……シェアハウスのちょっとしたお楽しみです。
どうしても料理をする気になれないときは、夕方以降の割引になる時間帯を狙って、スーパーや ABC のお弁当を買うのもいいですよ。