ハワイでの小切手 (Check) の使い方・換金・返金
- Posted By Yuki
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日本ではあまり見かけない小切手(チェック)ですが、ハワイでは現金やクレジットカードと並ぶ支払い方法として、多くの人が利用しています。
目次
小切手を使うには Checking Account を開設する
小切手とは
小切手は、銀行の当座預金口座に預金をしている人が、自分自身の預金から一定額の支払いを銀行に委託するための有価証券です。署名など一定の処理をすることで、現金と同様に使うことができます。
ハワイの銀行で口座開設する際、担当者から Saving Account(普通預金)か Checking Account(当座預金)か、希望の口座タイプを聞かれます。小切手(Personal Check)を使いたい場合は、Checking Account を開設しましょう。
なお、チェックブック(check book)と呼ばれる小切手の冊子は有料のこともありますが、銀行が設定している特別なプランや預金額にによっては、無料で発行される場合もあります。
小切手の書き方
★ が自分で書き込むもの。その他は小切手に印字されています。
- ① ★ 日付:小切手を使用する日付。月/日/年 の順に記載
- ② ★ 支払先:支払先(受取人)の正式名称
- ③ ★ 金額1:数字で記入“$”の後ろに詰めて書く
- ④ ★ 金額2: 英語で記入。数字を書き加えられないよう、左端から詰めて書き、最後に”――”を付ける例:fifty-two and 28/100―― ※ 数字とアルファベットの2種類で書くのは、金額の間違いを防ぐ為
- ⑤ ★ 支払理由:省略されることもあり。家賃「Rent」、授業料「Tuition]など
- ⑥ ★ 署名:銀行口座を作ったときのサイン
- ⑦ 口座名義人:口座名義人(=支払人)の氏名、住所
- ⑧ 小切手番号:小切手の識別番号
- ⑨ 口座番号:契約している口座の番号
- ⑩ 銀行コード:各銀行に割りあてられた識別番号
注意!
署名をすることで、小切手は有効になります。署名はすべての記載事項が正しいことを確認してから、最後に行いましょう。
小切手の使い方と注意点
小切手は、日常、ビジネスなどさまざまな場面で、金銭の代わりとして使われます。支払い方法のところに、“Check” と書いてある場合は、小切手での支払いが OK ということ。留学生に関係のあるものとしては、学費、アパートメントを借りる際のデポジット(保証金)、家賃などがあります。
小切手への署名は、銀行口座開設時に銀行で登録した署名と一致していれば、英語でも日本語(漢字)でも構いません。また、銀行残高以上の金額を小切手で支払ってしまうと不渡り(bounce)となり、手数料などのペナルティーが科されます。切ったチェックの識別番号と支払金額は表にして管理し、口座残高はこまめに確認しましょう。
書き間違えても そのまま捨てちゃダメ!
小切手の金額や署名を書き間違えてしまったら、大きく “VOID” と書き込むことで、小切手は無効化できます。これをせずに丸めて捨てると、万が一誰かに拾われた場合に不正使用されてしまう恐れがあるので、注意しましょう。
小切手を受け取ったら
ハワイでアパートメントを借りると、退去時から大家さんから保証金の返金として小切手を受け取ることがあります。受け取った小切手は、小切手換金の期限内(通常は6ヶ月)に銀行の窓口やATMで「現金化」しましょう。「現金化」には、直接現金をもらう方法と、ハワイにある自分の口座に入金してもらう方法があります。
小切手を現金化する際は、裏面の “ENDORSE HERE” と書かれたところに署名をしますが、署名のある小切手は誰でも換金出来てしまうので、取り扱いには要注意。
初めて換金するときは、自分が口座を持っている銀行の窓口に行き、手続き方法を詳しく教えてもらうのがお勧めです。ハワイに銀行口座を開設していない場合は、小切手とパスポートなどの身分証明書を持って、まずは銀行の窓口へ。現金化が可能か、相談してみましょう。
ハワイで受け取った小切手は 日本で換金できない!?
以前は日本の大手銀行でも、アメリカの小切手を簡単な手続きで換金することができました。しかし2019年6月現在、海外小切手の換金業務を行っているところはほとんどありません。ハワイで小切手を受け取った場合は、ハワイ滞在中に口座のある銀行へ行き、換金してしまいましょう。
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