アメリカ学生ビザに落ちた。却下事例と再申請で取得できたケース

  •  Posted By Takako
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アメリカ学生ビザに落ちた。却下事例と再申請で取得できたケース

アメリカ大使館のホームページには、下記のように記載されています。

米国は開かれた社会です。米国は多くの他の国と異なり、旅行者に現地当局への登録を課すなどの国内管理を行っていません。米国での快適な旅行をお楽しみいただくためには、旅行後は自国に戻るということを、観光や学生ビザが発給される前に旅行者ご自身が証明する必要があります。なぜなら、米国移民法は、領事に「全ての申請者は米国に移民する意志がある」という仮定に基づき審査をするよう求めているからです。

引用:在日米国大使館・領事館

※下線、赤字は筆者

全ての申請者は米国に移民する意志がある」という仮定に基づき審査がされる、つまり、ビザ申請者はその仮定をくつがえさなければ、ビザは発給されないということです。もちろん正式な手続きの下、アメリカで暮らしたり働いたりするのはいいのですが、問題なのは不法滞在や不法就労。ビザを取得するためには、「勝手に住み着いたり働いたりしません」ということをしっかりアピールしなければなりません。

学生ビザ申請の場合、「なぜハワイ(アメリカ)に留学したいのか、そこで何を学び、帰国後にどういかしたいのか」というストーリーを伝えられれば、不法滞在や不法就労を疑われることはない……とも思えますが、それでもやはり、ビザが却下されるケースは少なからず見受けられます。

では学生ビザがの発給が却下されてしまった場合、いったいどのようなことが起こるのでしょうか?

学生ビザが却下されると ESTA での渡航はできなくなる?

一般に言われているのが、ビザ申請が却下されると、ESTA も承認されない可能性が高いということです。

ESTA 申請の際に応える質問項目の中には、過去のビザ却下歴を尋ねるものがあります。ビザを却下された経験がある人は、ここで「はい」にチェックを入れると ESTA が承認されない可能性が高くなる、というわけです。

ESTA が認証されなかった場合は、ハワイ(アメリカ)に行くたびに「観光ビザなどのビザを取得」しなければなりません。観光ビザ( B-2 ビザ)は旅行、友人や親族の訪問、治療、奉仕活動といった娯楽や休養を目的とする渡航者向けのビザですが、こちらも学生ビザ同様、必ず発給されるとは限りません。ビザが却下されるということは、気軽にアメリカ旅行ができなくなるということなのです。

ESTA 虚偽申告は厳禁!

ザ却下歴があるにも関わらず、申請時の質問に「いいえ」と答えることは絶対にしないでください。虚偽申告をしたことが分かれば、数年以上にわたってアメリカに入国できなくなる場合もあります。

よく聞く ビザ却下の事例 

ビザ却下の理由がその都度明らかにされることはありませんが、下記のような場合は、ビザ却下のリスクが高まると考えられています。

  考えられる理由
ハワイに恋人/親戚がいる 入国の目的が恋人に会うこと=入国目的が、学生ビザの発行にそぐわない。
ハワイに住むつもりなのでは?と疑われる(特に30-40代の女性は、婚活→移住を疑われる場合も)
※「ハワイに恋人がいる」「ハワイに親戚がいる」といった状況は、ビザ申請においてはマイナス要素となる可能性が高くなります。
短期間に渡航を繰り返している ハワイに恋人がいて、一緒に住むつもりなのでは?と疑われる
特に1カ月以上の中長期滞在を繰り返している人は要注意!
留学の目的を明確に説明できない 本当に勉強をする気があるのか? 実は別の目的があるのでは?と疑われる
仕事を辞めて留学。次の仕事のことは何も決めていない 勉強するつもりはなく、ハワイに住みたい/ハワイで働きたいだけでは?と疑われる
定職についていない、転職回数が多い、現在無職である 仕事を理由に日本に帰国するとは考えづらい→ハワイで働くつもりでは?と疑われる
※日本に定職がある、次の就職先が決まっている=日本とのつながりが強く、プログラム修了後は必ず帰国する、と考えられるため、ビザ申請ではプラス要素になります。
面接で「ハワイが大好きです」「ハワイに長く滞在したい」「ハワイに憧れています」と熱く語る これらは絶対的な NG ワード! ただハワイ住みたいだけでは? と疑われる可能性大。
残高証明書の金額が少ない 生活費などが足りなくなりそう……→ハワイで働くつもりでは?と疑われる

この他、面接時におどおどするなど挙動不審な人、身なりが極端に派手な人、聞かれたことにきちんと答えない人、態度が悪い人なども、却下されやすい傾向にあるようです。

2度目の申請で 学生ビザが発給される場合もある!

学生ビザの再申請は、却下した直後でも可能です(ビザ申請料金は、再度支払わなければなりません)。

とは言え、前回の申請時と同じ状況のままでは、再申請してもビザの発給が認められることはありません。大切なのは、前回の学生ビザ申請が却下された理由をしっかり把握し、それに対する対策を考えること。2度目の申請では1度目よりも審査が厳しくなることが予想されるので、ビザに関する業務を専門とするエージェントや移民弁護士などの専門家に相談することをおすすめします。

2度目のビザ申請 注意事項まとめ

  • 前回の申請時と同じ状況のままではダメ
  • 学生ビザ申請が却下された理由をしっかり把握
  • ★おススメ:ビザに関する業務を専門とするエージェントに相談
  • ★おススメ:移民弁護士に相談

次に紹介するのは、初回の申請が却下となった後、2度目でビザを取得した2つの事例です。いずれもビザ業務を専門とするエージェントに相談しながら、前回の申請が却下となった理由の洗い出しと改善を徹底的に行いました。

再申請でビザを取得したケース

■ ケース1

対象者 30代 女性
再申請時期 初回却下から 約1カ月後 に再申請
考えられる却下の理由 ■ 面接で「アメリカに憧れています」と言ってしまった
■ 面接当日、露出度高めのワンピースを着ていった 
再申請の際に行った事 初回では提出しなかった英文エッセイ(作文)を準備。現在の仕事では海外の資料を読む機会が多いため、英語を学ぶ必要があること、帰国後は今の仕事に復職し、英語を使ってキャリアアップしたいことを書きだし、面接時に提出。事前にエージェント担当者と面接の練習も行い(電話)、当日の服装も社会人らしいスーツに変更した。
結果 ビザ取得!

■ ケース2

対象者 30代男性
再申請時期 初回却下から 約7カ月後 に再申請
考えられる却下の理由 ■ 今の仕事の内容(接客業)と、ハワイ語学留学、帰国後の希望職(小売業)に一貫性がなかった。
■ 予想外に質問が多く、焦って口ごもってしまった。
再申請の際に行った事 ハワイ往復のチケットを購入後、留学先の学校に交渉し、「半年間でプログラムは修了し、その後は帰国する」旨を記載した書類の発行を依頼。さらに、エッセイに「今の仕事で養ったコミュニケーション力を生かし、海外で商談や買い付けを行う仕事につきたい。そのためにハワイの少人数制の学校で、英語力を身に付けたい」という内容を書き足して提出。
結果 ビザ取得!

 

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