2024年・Uberフル活用のハワイ滞在で感じたメリット・デメリット 実際の運賃もご紹介
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日本で Uber(ウーバー)と言えば、食べ物をレストランから配達してくれる Uber Eats(ウーバーイーツ)を思い浮かべる人が多いかもしれませんが、ハワイで Uber と言えば、目的地への移動手段となる”車”を呼ぶ配車サービス(Ride Share)のこと。今回のハワイ滞在中は、到着から帰国まで、Uber をフル活用してみました。
目次
Uber アプリダウンロード
アプリダウンロードから利用者登録までは、SMS の認証などいくつかのステップがあるので、必ず日本出発前に済ませておきましょう。
Uber ってどんなシステムなの?
配車アプリとしては、日本ではあまりなじみのないUberですが、ハワイではとてもポピュラーな配車サービス(Ride Share / ライドシェア)です。Ride Share とは、タクシードライバーなどではなく、一般のドライバーが自家用車などで乗客を運ぶサービスのこと。ハワイではUber 以外にもLyft、holoholo といったライドシェアがあります。
入力やドライバーとのやりとりは ほぼ日本語でOK
配車依頼もやり取りも日本語でできる
アプリのダウンロードと利用者登録さえ済めば、あとはアプリに表示される通りに進めるだけで、車を呼ぶことができます。スマホの言語を日本語に設定しておけば、Uber の手順や項目も自動で日本語表記に。ドライバーとのやり取りも「乗車場所に着きました」などの定型文がいくつか用意されている上、相手からのメッセージは、勝手に日本語に翻訳されて出てきます。留学生にとってはありがた迷惑(?)なほど、日本語サポートが充実しているんです。
事前に指定したお迎え場所に車が来たら、まずはドライバーの顔、車種、ナンバーが事前に表示された情報を一致しているかを確認しましょう。
目的地到着後は、星1つから5つでドライバーの評価を行います。評価の内容はドライバーのプロフィール欄に掲載されるので、乗客から悪い評価を得たドライバーは、プロフィール欄に掲載される評価も下がり、利用する人が減ってしまうシステムです。ちなみに、乗車する側も、車から降りた後、ドライバーから評価をされます。評価をされるから態度を良くする、というわけではありませんが、乗車するときは笑顔で、 Hello! または Thank you! と言ったほうがお互い気持ちよく過ごせると思います。
なお、Uberは事前に料金を確認した上で配車をリクエストするシステムなので、渋滞時や工事などで迂回が必要になったときも、料金が予想外に高くなる心配がありません。支払いは、アプリダウンロード時に登録したクレジットカードで可能です。
チップはどうする?
かつて、Uberはチップなしだったそうですが、今は Uber でもチップを送ることが可能です。送るタイミングは、車から降りた後。ドライバーの評価を送信すると「チップを追加する」というオプションが表示されます。
アメリカで行われたある調査によると、Uber を始めとするライドシェアのドライバーにチップが支払う乗客は、全体の3割弱だそうです。Uber のホームページにも、チップは”オプション”と書いてあります。実際、私が乗った車の中にも「チップは必要ではありませんが、もし私の運転が気に入ったら、お願いします」と書いた紙を貼っている人もいました。
円安の今、ハワイ滞在中の費用は少しでも節約したいところ。ただ、チップは全額がドライバーの利益になるとのことなので、とても親切にしてくれるドライバーさんがいたら払おうかな……と思って臨んだ今回の Uber 利用ですが、実際乗ってみたらみなさんとても感じが良かったこと、待ち時間がとても短かったこと、こちらが高齢者を含む3人グループで、車に乗り込むのに少し時間がかかったことなどもあり、結果的には全員にチップをお支払いしました。
チップの金額は、事前に設定された割合(運賃の15%・20%・25%など)か、任意の金額を入力するシステムですが、私は乗った距離に応じて、10-15% 程度の金額を支払い、空港の往復で荷物の上げ下げをしてくれたドライバーには、$1 x スーツケースの数分のチップを上乗せしました。
帰国後、たまたま Uber のことが話題になったのでその事を伝えたところ、私と同じように毎回チップを渡した人もいれば、一度もチップを渡したことがない人もいるなど、人により対応はさまざま。個人的には、チップを送ると、アプリを通じて「〇〇さん(ドライバーさんの名前)がチップを受け取って喜んでいます」という通知がくるのが、嬉しかったです。
実際に乗ったルートと料金はこちら
ご参考までに、今回のハワイでの利用履歴と運賃(チップ除く)を一部ご紹介します!
車タイプは、上の写真のように配車を依頼するときに、自分で選択可能です。
ホノルル空港からワイキキのホテルまで
- 所要時間 24分
- 車タイプ UberXL(スーツケースが3つ以上乗る大型車タイプ)
- 運賃 $41.15
ホノルル空港からUber を利用する場合は、到着ロビーの1つ上の階にある Ride Share Pick Up Zone から車を呼びます。
ワイキキからPatagonia(カカアコ地区)まで
- 所要時間 14分
- 車タイプ UberX(一般的なサイズの乗用車)
- 運賃 $13.94
アラモアナ S.C. からワイキキのホテルまで
- 所要時間 8分
- 車タイプ UberX
- 運賃 $8.94
アラモアナ S.C のピックアップ場所は決められています。
私が利用したのは、ドライバーから指定された Macy’s の3階。広いパーキングエリアの一角です。ちなみに、このときの乗車時刻は、夜の7時頃。ドライバーが決まってお迎えまでも、あっと言う間でした。同じルートで午後3時頃乗ったときはドライバーが見つからず、やっと見つかった1台も、ワイキキまでの運賃は$20.78 と高めでした。
ワイキキホテルからカピオラニ公園まで
- 所要時間 6分
- 車タイプ UberX
- 運賃 $7.52
実際に利用して感じた Uber のメリットは?
Uberのメリット
- 待ち時間が少ない
- 自分の好きな場所に、好きなタイミングで車を呼べる
- 料金や車のタイプ(広さなど)を考慮して、呼ぶ車を選べる
- 事前に料金が分かる
- ドライバーの顔が分かる、移動経路を家族・友人とシェアできるなど、安心感がある
- 運賃がタクシーより安い場合が多い
- 車に乗ってから、行き先などを説明する必要がない
- チップは車を降りてから送るシステムなのでプレッシャーがない
- 地元の人とちょっとした交流ができる
運賃については、今回タクシーを一度も利用しなかったので比較しようがないのですが、タクシーを利用した方のブログなどを見る限り、Uber の方が全体的に安かったと思います。ただ、配車リクエストが多いピーク時などは、同じルートでも一気に値上がりし、タクシーと同じ位かそれ以上かな? と感じることもありました。
ドライバーさん達は、おしゃべり好きな人もいればおとなしい方もいましたし、性別人種もさまざまでしたが、みなさんとても親切。評価は全員 ☆5 つとさせていただきました。
今回印象に残ったのは、事前に「ペットの犬が乗っているけどいい?」とメッセージを送ってくれたドライバーさんです。動物大好きな私はもちろん大歓迎! 車内では数週間前に保護犬を預かる施設からお迎えしたというそのわんちゃんの話で、盛り上がりました。助手席で伏せて、おとなしくこちらを見て
実際に利用して感じた Uber のデメリットは?
Uberのデメリット
- スマホが使えないと利用できない(電池切れ、スマホの故障・紛失……)
- 乗車リクエストからドライバーの到着まで、安定して Wi-Fi がつながる環境を維持する必要がある
- 待ち合わせが上手く行かない場合、キャンセル料が発生することがある
- 空港やアラモアナセンターなど、乗り場所が限定されている場所がある
- 小さな子ども(10歳以下)がいる場合、チャイルドシートがない車には乗れない
正直、今回の利用に関しては、大きなデメリットは感じませんでした。雨が多かったこともあり、移動はほぼ Uber 頼み。費用は The Bus だけを利用した場合よりは高くついたと思いますが、効率の良さを考えれば、正解だったと思います。
ちなみに、私の携帯キャリアは ahamoです。ハワイでもデータローミングの設定を変えるだけで追加料金なしで利用でき、Wi-Fi もばっちりつながりました。Uber の利用を検討されている短期旅行の方には、おすすめです。
乗車場所を決める際、私が一番難しいと感じたのが、アラモアナセンター。
アラモアナセンターでは、Uber を始めとするライドシェアの乗車位置は駐車場に面した場所のみに限定されています。アラモアナセンターの FAQ には、
ライドシェアの乗り場は、ストリートレベル1階、ダイヤモンドヘッドウィング、パリミキ前と、モールレベル2階、エヴァウィング、しゃぶ屋付近、それからモールレベル2階、マウカウィング、ターゲット付近にあります。
引用: アラモアナセンターHP
と書いてあるので、ハワイにいらした方は、まずセンターの地図で確認することをおすすめします!