先日、ウォールアートや新しいお店などで人気を集めているカカアコ地区で、日本人観光客が現地の薬物使用者と思われる複数の男に暴行されるという事件が起きました。この件に関して在ホノルル日本領事館でも、注意喚起を呼び掛けています。

【ポイント】
●5月28日（月）昼頃，ウォールアートで大変人気のあるカカアコ地区内の公園の公衆トイレで，邦人旅行者2名が，男から，歯を折るほど顔面を激しく殴打されたり，首を絞められて気絶させられる等の被害を受ける事案が発生しました。
●カカアコ地区は従来から，ひったくりや車上狙いの報告もあり，必ずしも治安の良い地区であるとは言えません。
●同地区を訪問する際は，ひと気のない場所に入り込んだり，夜間の一人歩きをしない，公園の公衆トイレの使用を極力控える，不審を感じたらその場を立ち去るなど，十分ご注意ください。

引用：　在ホノルル日本国領事館

アメリカの他の地域に比べれば安全　とは言えハワイも外国です

私たちがお客様からハワイ留学についてご相談を受ける際にも、
「ハワイは安全ですか？」

「○○（特定の地域）は安全ですか？」

といった、ご質問を多くいただきます。

在ホノルル日本領事館や外務省のホームページなどでは、「ハワイの治安は良好」と書かれていますし、それは事実だと思います。ただし、それと同時に私たちが必ずお客様にお伝えすることは、「アメリカの他の地域に比べれば安全とは言え、ハワイも外国です」ということです。

例えば、「夜、小腹が空いたから、歩いてコンビニエンスストアに行く」といった行動も、ハワイでは×。夜、人通りのない道の一人歩きは厳禁ですし、そもそも、ハワイの住宅地には日本のようにコンビニが点在しているわけではありません。
日本では当たり前の行動も、ハワイですれば犯罪に巻き込まれかねないということは、常に意識しなければなりません。

たとえ日中でも　人気のない場所には近付かない

日が落ちる前であっても、人気スポットでも、人通りのない道や場所、公園等には行かないようにしましょう。
例えば、ワイキキにある Ala Wai 運河沿いの道は、昼間はランニングをする人や車の通りも多いですが、早朝や日が暮れた後は急に人気がなくなります。

日本人のその行動　ハワイでは NG!

• ビーチに荷物を置いたまま海に入る
• ファストフードやカフェなどで席取りのために荷物を置く
• バスで荷物を膝においたまま熟睡する
• 自転車の前かごに荷物を載せて走る

こういった行動をハワイですることは、「どうぞ私の荷物を持って行ってください」と言っているようなもの。

特に長期滞在の場合は、生活に慣れるに連れ気が緩んでしまうものですが、ハワイも外国・アメリカであるということはいつも忘れずに。安全に、楽しくハワイ生活を送っていただくことが、イーストマンハワイスタッフ一同の願いです！